電気工事士2種 令和6年下期 問49

問49

⑲で示すジョイントボックス内の電線相互の接続作業に使用されることのないものは
令和6年下期 第二種電気工事士試験 配線図
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正解 

解説

⑲のボックスを見ると、IV14、CV14-3Cという2つの電線・ケーブルが引き込まれています。数字は電線の太さを示し、それぞれ芯線が断面積14mm2のより線であることがわかります。

リングスリーブは、通常IV線の8mm2程度までの接続を想定して設計されており、14mm2の電線の圧着には使用することができません。このような太線の接続には「手動油圧式圧着器」が使用されます。
  1. [正しい]。写真は『リングスリーブ圧着工具』です。接続する電線が太いため使用できません。
  2. 誤り。写真は『ケーブルカッタ』です。接続前にケーブルや電線を適切な長さに切断する作業に必要です。
  3. 誤り。写真は『電工ナイフ』です。VVFやIV線の被覆除去作業で用いられます。
  4. 誤り。写真は『手動油圧式圧着器』です。太い電線を圧着端子に圧着結合する際に使用します。
したがって正解は[イ]です。