第二種電気工事士 令和4年下期[午後] 問43

問43

⑬で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。ただし,使用するケーブルの心線数は最少とする。なお,屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
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正解 

解説

  1. 配線が電源(非接地側)線とスイッチ・コンセントをつなぐ場合、電源線(黒線)を1本加える
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  2. 配線の先に負荷がある場合、接地側の線(白線)を1本加える
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  3. 配線がスイッチと負荷をつなぐ場合、リンクごとに1本加える
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  4. 配線が3路スイッチ同士、または3路スイッチと4路スイッチをつなぐ場合、リンクごとに2本加える。ただし、3路スイッチはどちらに電源線を接続するかによって、最少本数に違いが出る場合がある
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この手順に従って電源ⓐから延びる⑬部分の周辺配線を確認していきます。
  1. 配線の先に●のスイッチがあるので、電源線が1本必要です。
  2. 配線の先に玄関灯や蛍光灯があるので、接地側の線が1本必要です。
  3. ⑬部分を介してつながるスイッチと負荷はありません。エ・オ・カの負荷はすべて配線の向こう側です。
  4. 3路スイッチ、4路スイッチをつなぐ線はありません。
したがって必要な心線数は2本です。配線図は特記のある場合を除きVVFケーブルを使用するので、2芯・VVFである[ロ]が適切です。