第二種電気工事士 令和4年下期[午後] 問34

問34

④で示す部分の工事方法として,適切なものは。なお,図は木造住宅の配線図である。
  1. 金属管工事
  2. 金属可とう電線管工事
  3. 金属線ぴ工事
  4. 600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(単心3本のより線)を使用したケーブル工事

正解 

解説

④の部分は木造住宅の屋外において、造営物に固定して施設される部分となります。このように施設される電線路を「屋側電線路(おくそくでんせんろ)」といいます。

低圧屋側電線路に施設可能な工事には、①がいし引き工事、②合成樹脂管工事、③金属管工事、④バスダクト工事、⑤ケーブル工事の5つがありますが、木造の造営物においては金属性の電線管等は使用できません。したがって、木造住宅の屋側電線路として施設できるのは、がいし引き工事合成樹脂管工事ケーブル工事に限られます。

したがって[ニ]のケーブル工事だけが施設可能です。