第二種電気工事士 令和2年下期[午後] 問38

問38

⑧で示す部分の接地工事の種類と接地線の最小太さの組合せで,正しいものは。なお,漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。
  1. A種接地工事 2.6mm
  2. A種接地工事 1.6mm
  3. D種接地工事 2.6mm
  4. D種接地工事 1.6mm

正解 

解説

施設する接地工事と接地抵抗の最大値は、以下の表を暗記しておけば簡単に解くことができます。A種とB種は高圧向けで電工二種の範囲外なので省略しています。
⑧の部分の配線ⓖが接続されている分電盤L-1を見ると、受電点に「1Φ3W 100/200V」と記載があるので、単相3線式100/200Vの回路ということがわかります。

分電盤には300V以下の電源しか入ってこないため、接地はD種接地工事となります。D種接地工事の接地線には直径1.6mm以上の軟銅線を使用します。

したがって正しい組合せは[ニ]です。