電気工事士2種 令和元年下期 問49

問49

⑲で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合,使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで,正しいものは。ただし,使用する電線はすべてVVF1.6とする。
令和元年下期 第二種電気工事士試験 配線図
  1. 49_1.jpg/image-size:211×327
  2. 49_2.jpg/image-size:211×327
  3. 49_3.jpg/image-size:211×327
  4. 49_4.jpg/image-size:211×327

正解 

解説

当サイトではボックス内の接続問題(リングスリーブ、差込型コネクタ)について、以下の定型化したやり方で解説しています。
  1. ボックス部から延びる各枝線の本数を確定する
  2. 電圧線(黒線)、接地線(白線)、スイッチ間の接続線の順で接続する
  3. 接続点ごとに適切なスリーブ/コネクタを選定する
解答に必要な箇所のみ検討すると、本問で
は以下のようになります。
  1. [左側] 負荷ルのみなので2本です(スイッチから1本、接地線1本)。
    [上/右側] コンセント1つのみなので各2本です(電圧線1本、接地線1本)。
    [右下側] 単路スイッチ●のみなので2本です(電圧線1本、負荷ヘに向かう1本)。
    [下側] 負荷とスイッチの組がありますが、接続関係はそちら側で完結しています。このため、それぞれスイッチに向かう電圧線と、戻りの接地線の2本です。
    [右上側] 直接電源とつながるので2本です(電圧線1本、接地線1本)。
    49_5.png/image-size:399×409
  2. 電圧線、接地線、スイッチ間を接続します。接続点の色は、黒:電圧線、青:接地線、赤:スイッチ間です。
    49_6.png/image-size:399×409
  3. 電線の接続箇所は、2本が1つ、5本が2つなので、必要なコネクタは赤×1、オレンジ×2です。
したがって[ニ]の組合せが正解となります。