電気工事士2種 平成30年下期 問21
問21
木造住宅の単相3線式100/200V屋内配線工事で,不適切な工事方法は。ただし,使用する電線は600Vビニル絶縁電線,直径1.6mm(軟銅線)とする。- 同じ径の硬質塩化ビニル電線管(VE)2本をTSカップリングで接続した。
- 合成樹脂製可とう電線管(CD管)を木造の床下や壁の内部及び天井裏に配管した。
- 金属管を点検できない隠ぺい場所で使用した。
- 合成樹脂製可とう電線管(PF管)内に通線し,支持点間の距離を1.0mで造営材に固定した。
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正解 ロ
分野
科目:D - 施工方法細目:2 - 配線工事
解説
- 適切。TSカップリングは、硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)相互の接続に使用する材料です。
- [不適切]。CD管は、耐燃性のない合成樹脂製可とう電線管です。耐燃性がないため次のいずれかの工法しか認められていません。
- 直接コンクリートに埋め込んで施設する
- 専用の不燃性又は自消性のある難燃性の管又はダクトに収めて施設する
- 適切。合成樹脂管工事における管の支持点間の距離は、合成樹脂製可とう電線管(PF管)では1m以下、VE管その他は1.5m以下としなければいけません。本肢はPF管なので1mで問題ありません。
- 適切。金属管工事はどこでも施設できます。
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