第二種電気工事士 平成30年上期 問10

問10

低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器の定格電流とコンセントの組合せとして,不適切なものは
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正解 

解説

分岐回路に取り付けることのできる電線とコンセントは、その分岐回路を保護する過電流遮断器の種類によって以下のように決まっています。設置するコンセントの個数は関係ありません。
使用できるコンセントは、配線用遮断器の定格電流と同じもしくは一つ下の区分のものに限ります。コンセントの定格電流が配線用遮断器の定格電流よりも大きい場合は問答無用で×です。
  1. 適切。20A配線用遮断器の場合、設置可能なコンセントは20A以下です。図は15Aなので問題ありません。
  2. 適切。20A配線用遮断器の場合、設置可能なコンセントは20A以下です。図は20Aなので問題ありません。
  3. 適切。30A配線用遮断器の場合、設置可能なコンセントは20A以上30A以下です。図は30Aなので問題ありません。
  4. [不適切]。30A配線用遮断器の場合、設置可能なコンセントは20A以上30A以下です。図のコンセントは15AなのでNGです。
したがって不適切なものは[ニ]です。