電気工事士2種 平成28年下期 問44
問44
⑭で示す部分の接続工事をリングスリーブで圧着接続した場合のリングスリーブの種類,個数及び刻印との組合せで,正しいものは。ただし,使用する電線はすべてIV1.6とし,写真に示すリングスリーブ中央の〇,小,中は接続後の刻印を表す。
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正解 ハ
分野
科目:H - 配線図(その他)細目:8 - ボックス内の接続
解説
当サイトではボックス内の接続問題(リングスリーブ、差込型コネクタ)について、以下の定型化したやり方で解説しています。- ボックス部から延びる各枝線の本数を確定する
- 電圧線(黒線)、接地線(白線)、スイッチ間の接続線の順で接続する
- 接続点ごとに適切なスリーブ/コネクタを選定する
- [上側] 負荷ニのみなので各2本です(スイッチから1本、接地線1本)。
[右側] 単路スイッチ●ニがあるので2本が必要です(電圧線1本、負荷ニへ向かう1本)。さらに、コンセントから戻りの接地線1本を加えて計3本です。
[左側] 電源側には分岐側とつながる負荷やスイッチがないので2本です(電圧線1本、接地線1本)。
- 電圧線、接地線、スイッチ間を接続します。接続点の色は、黒:電圧線、青:接地線、赤:スイッチ間です。

- リングスリーブの種類と圧着マークの対応は下表のとおりです。線種は全て1.6mmです。電線の接続箇所は、2本が2つ、3本が1つなので、使用するのは小スリーブ3個(刻印:〇2、小1)です。

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