第二種電気工事士 平成28年上期 問12
問12
アウトレットボックス(金属製)の使用方法として,不適切なものは。- 金属管工事で電線の引き入れを容易にするのに用いる。
- 照明器具などを取り付ける部分で電線を引き出す場合に用いる。
- 金属管工事で電線相互を接続する部分に用いる。
- 配線用遮断器を集合して設置するのに用いる。
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正解 ニ
分野
科目:C - 機器、器具、材料及び工具細目:3 - 材料の材質及び用途
解説
アウトレットボックスは、電気工事において配線の接続・分岐部分に設置し、ボックス内に収納した電線の接続部を保護するための箱状の材料です。金属製や樹脂製のものがあり、壁面や天井に埋め込んで使用します。プルボックスとの違いは、電線管の接続部となるノックアウトが付いていること、JIS規格があるためサイズが限られていることなどです。- アウトレット(ジョイント)ボックス電線管相互を接続し、ボックス内に収納した電線の接続部を保護する
- 適切。電線管の途中に一定間隔で設置して、電線の引き入れや通線を容易にするために用います。
- 適切。引掛シーリングなどの照明器具取付け部において電線引き出し口として用います。
- 適切。電線を電線管内で接続することはできないため、電線を接続する部分に用います。
- [不適切]。ボックス内に配線用遮断器は設置しません。配線用遮断器をまとめて設置する場所を提供するのは分電盤の役割です。
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