第二種電気工事士 平成27年下期 問24

問24

単相交流電源から負荷に至る回路において,電圧計,電流計,電力計の結線方法として,正しいものは
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正解 

解説

電圧の測定
電圧を測定するためには、負荷のある2端子間に対して、並列に電圧計を接続します
電流の測定
電流を測定するためには、電流が負荷へと流れる電路に対して、直列に電流計を接続します
電力の測定
電力は、電圧と電流の積で決まります。電圧と電流の両方が測定できるように、負荷に対して直列かつ並列に電力計を接続します。これにより、電力計に内蔵された電圧コイルが電圧を、電流コイルが電流をそれぞれ測定できるようになります。
  1. [正しい]。すべてが適切な配置です。
  2. 誤り。電流計が負荷と並列に接続されているため不適切です。
  3. 誤り。電流計が負荷と並列に、電圧計が負荷と直列に接続されているため不適切です。
  4. 誤り。電力計が負荷と直列に接続されていないため不適切です。
したがって正しいものは[イ]です。