第二種電気工事士 平成27年上期 問23
問23
図に示す一般的な低圧屋内配線の工事で,スイッチボックス部分の回路は。ただし,aは電源からの非接地側電線(黒色),bは電源からの接地側電線(白色)を示し,負荷には電源からの接地側電線が直接に結線されているものとする。なお,パイロットランプは100V用を使用する。広告
正解 ニ
分野
科目:D - 施行方法細目:3 - 機器と器具の設置工事
解説
スイッチとパイロットランプの配線は、常時点滅、同時点滅、異時点滅で次のように異なります。パイロットランプとスイッチに同じカナ記号が付されているので、スイッチとランプのON/OFFが連動する同時点滅であることがわかります。同時点滅の場合、3芯ケーブルを使ってパイロットランプと負荷を並列に接続します。具体的には、スイッチに電源aの黒線が入り、スイッチからワタリ線でパイロットランプに接続、そしてパイロットランプからは接地側bにつながる白線と負荷につながる赤線の2本が出ます。したがって[ニ]の配線が正解です。
- 誤り。スイッチを入れたときに点灯するので同時点滅です。ただし、負荷とパイロットランプが直列に配置されているので、分圧により負荷にほとんど電流が流れません。
- 誤り。異時点滅の回路です。
- 誤り。常時点灯の回路です。
- [正しい]。同時点滅の回路です。
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