配線工事(全64問中21問目)

No.21

低圧屋内配線の合成樹脂管工事で,合成樹脂管(合成樹脂製可とう電線管及びCD管を除く)を造営材の面に沿って取り付ける場合,管の支持点間の距離の最大値[m]は。
令和4年上期[午後] 問23
  1. 1
  2. 1.5
  3. 2
  4. 2.5

正解 

解説

合成樹脂管工事は、以下の基準に適合して施設しなければなりません。
  1. 管の支持点間の距離は1.5m以下
  2. 管内で電線の接続を行わない
  3. OW線(屋外用ビニル絶縁電線)を使用しない
  4. 管の曲げ作業を行う場合、その曲げ半径は管内径の6倍以上
  5. 湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する場合は防湿装置を施す
  6. VE管(硬質塩化ビニル電線管)相互を接続する場合、その差込み深さは管外径の1.2倍(接着剤を使用する場合は0.8倍)以上
  7. 使用電圧300V超ではC種接地工事、300V以下ではD種接地工事を金属製ボックスに施す。ただし、❶乾燥した場所に施設する場合、❷対地電圧150V以下の場所で簡易接触防護措置を施す場合のいずれかに該当すればD種接地工事を省略できる
したがって[ロ]の1.5[m]が正解です。