電気工事士2種 令和7年下期 問4

問4

図のような正弦波交流回路の電源電圧vに対する電流iの波形として,正しいものは
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  1. 04_1.png/image-size:200.5×97
  2. 04_2.png/image-size:200.5×97
  3. 04_3.png/image-size:200.5×96.5
  4. 04_4.png/image-size:207×96.5

正解 

解説

交流回路では、コイル(誘導性リアクタンス)またはコンデンサ(容量性リアクタンス)が接続されていると、電圧と電流の位相がずれます。
コイル(誘導性リアクタンス)
電圧よりも90度遅れて電流が流れる
コンデンサ(容量性リアクタンス)
電圧よりも90度進んで電流が流れる
回路に接続されているLは、コイル(誘導性リアクタンス)です。電圧vと電流iのピークに注目すると、90度分だけ遅れてピークがきているのは[イ]の波形です。
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  1. 正しい。電流が90度遅れているため、コイルを接続した場合の波形です。
  2. 誤り。電圧と電流が同時に変化しているため、抵抗を接続した場合の波形です。
  3. 誤り。電流が90度進んでいるため、コンデンサを接続した場合の波形です。
  4. 誤り。電圧と電流が180度ずれている逆位相の状態です。