電気工事士2種 令和7年上期 問18

問18

写真に示す工具の電気工事における用途は。
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  1. 硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。
  2. 金属管(鋼製電線管)の曲げ加工に用いる。
  3. 合成樹脂製可とう電線管の曲げ加工に用いる。
  4. ライティングダクトの曲げ加工に用いる。

正解 

解説

  1. [正しい]。写真は『ガストーチランプ』です。一般的には『ガスバーナー』と呼ばれます。硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)の曲げ加工に使用されます。管全体を回しながら柔らかくなるまで加熱し、十分に柔らかくなったら手でゆっくりと曲げます。
  2. 誤り。金属管の曲げ加工に使用するのは『パイプベンダ』です。
  3. 誤り。可とう電線管は蛇腹状の形状をしており、たわませて施工できるため、特殊な工具を使わずに自由に曲げることができます。トーチランプで加熱して曲げる必要はありません。
  4. 誤り。ライティングダクトは曲げ加工することはできません。ライティングダクトは内部に電源供給用の導体が内蔵されていて、曲げ加工をすると、これらの導体が引っ張られて断線したり、絶縁被覆が傷んだりするおそれがあるためです。
したがって正解は[イ]です。