第二種電気工事士 令和元年下期 問10

問10

定格電流30Aの配線用遮断器で保護される分岐回路の電線(軟銅線)の太さと,接続できるコンセントの図記号の組合せとして,適切なものは。ただし,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
  1. 断面積5.5mm2 10_1.png/image-size:42.5×30.5
  2. 断面積3.5mm2 10_2.png/image-size:42.5×31
  3. 直径2.0mm 10_3.png/image-size:68.5×30.5
  4. 断面積5.5mm2 10_4.png/image-size:68×31

正解 

解説

分岐回路に取り付けることのできる電線とコンセントは、その分岐回路を保護する過電流遮断器の種類によって以下のように決まっています。設置するコンセントの個数は関係ありません。
2/03.png/image-size:558×235
定格電流30Aの配線用遮断器が施設されている分岐回路には、直径2.6mm(断面積5.5mm2)以上の電線を使用し、取り付けるコンセントは20A以上30A以下でなければなりません。

[イ]と[ロ]は15Aコンセント(A表記なし)なのでNG、[ロ]と[ハ]は電線の太さが基準未満なのでNGです。したがって基準を満たす適切な組合せは[ニ]です。