第二種電気工事士 平成29年上期 問19

問19

特殊場所とその場所に施工する低圧屋内配線工事の組合せで,不適切なものは
  1. プロパンガスを他の小さな容器に小分けする可燃性ガスのある場所
    MIケーブルを使用したケーブル工事
  2. 石油を貯蔵する危険物の存在する場所
    600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを防護装置に収めないで使用したケーブル工事
  3. 小麦粉をふるい分けする可燃性粉じんのある場所
    硬質塩化ビニル電線管VE28を使用した合成樹脂管工事
  4. 自動車修理工場の吹き付け塗装作業を行う可燃性ガスのある場所
    厚鋼電線管を使用した金属管工事

正解 

解説

特殊場所に施設できる屋内配線等は以下のとおりです。
  1. 適切。可燃性のガス・MIケーブル工事の組合せなので問題ありません。
  2. [不適切]。特殊場所にケーブル工事を施設する場合は、ケーブルを管その他の防護装置に収めて使用しなければなりません。
  3. 適切。可燃性粉じん・合成樹脂管工事の組合せなので問題ありません。
  4. 適切。可燃性ガス・金属管工事の組合せなので問題ありません。
したがって不適切な記述は[ハ]です。