電気工事士2種 平成27年下期 問49

問49

この配線図の2階部分の施工で,一般的に使用されることのないものは。なお,屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
平成27年下期 第二種電気工事士試験 配線図
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正解 

解説

  1. 誤り。写真は『Fケーブル用ストリッパ』です。VVFケーブルなど平形(フラット)ケーブルの外装被覆や絶縁被覆をはぎ取るときに使う専用工具です。
  2. 誤り。写真は『電工ナイフ』です。VVFやIV線の被覆除去作業、細い電線の切断など各所で用いられます。
  3. [正しい]。写真は『合成樹脂管用カッタ』です。別名『塩ビカッタ』と呼ばれるように、硬質ポリ塩化ビニル電線管の切断に使用する工具ですが、この配線図では硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)が使われていないため使用されません。
  4. 誤り。写真は『リングスリーブ用圧着工具』です。2階にアウトレットボックスがあるため、各ボックス内の電線の接続に使用します。
したがって正解は[ハ]です。