施行方法(全55問中9問目)

No.9

⑩で示す部分の工事方法で施工できない工事方法は。なお,図は木造住宅の配線図である。
令和5年上期[午前] 問40
  1. 金属管工事
  2. 合成樹脂管工事
  3. がいし引き工事
  4. ケーブル工事

正解 

解説

⑩の部分は木造住宅の屋外において、造営物に固定して施設される部分となります。このように施設される電線路を「屋側電線路(おくそくでんせんろ)」といいます。

低圧屋側電線路に施設可能な工事には、①がいし引き工事、②合成樹脂管工事、③金属管工事、④バスダクト工事、⑤ケーブル工事の5つがありますが、木造の造営物においては金属性の電線管等は使用できません。したがって、木造住宅の屋側電線路として施設できるのは、がいし引き工事合成樹脂管工事ケーブル工事に限られます。

したがって施設できないのは[イ]の金属管工事です。