接地工事・接地抵抗(全22問中12問目)
No.12
⑦で示す部分の接地工事における接地抵抗の許容される最大値[Ω]は。なお,引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない。漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。令和3年上期[午後] 問37
- 10
- 100
- 300
- 500
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正解 ロ
分野
科目:H - 配線図(その他)細目:6 - 接地工事・接地抵抗
解説
施設する接地工事と接地抵抗の最大値は、以下の表を暗記しておけば簡単に解くことができます。A種とB種は高圧向けで電工二種の範囲外なので省略しています。⑦の部分の配線はP-1、P-2、L-1にそれぞれ接続されており、各分電盤からはP-Lに接続されています。P-Lの受電点を見ると、3Φ3W 200Vと1Φ3W 100/200Vと記載があります。分電盤には300V以下の電源しか入ってこないため、接地はD種接地工事となります。P-Lの配線を見ると幹線及び分岐回路に漏電遮断器[BE]がなく、問題文には「引込線の電源側には地絡遮断装置は設置されていない」とあるため、D種接地工事の原則どおり、接地抵抗値は100[Ω]以下にしなければなりません。
したがって[ロ]が適切です。
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