その他の電気機器(全56問中33問目)

No.33

⑤で示す図記号の器具を用いる目的は。
令和元年上期 問35
  1. 不平衡電流を遮断する。
  2. 過電流と地絡電流を遮断する。
  3. 地絡電流のみを遮断する。
  4. 短絡電流のみを遮断する。

正解 

解説

⑤の図記号zu/09_2.png/image-size:50×50は漏電遮断器(過負荷保護付)であり、右に傍記されてる「3P 75AF 60A 30mA」はそれぞれ、3極・最大定格電流75A・定格電流60A・定格感度電流30mAを示しています。

漏電遮断器は地絡(電気回路から大地への漏えい電流)が発生したときに、零相変流器(ZCT)で漏れ電流を検知して、自動的に回路を切り離す器具です。"過負荷保護付"である場合には、過電流が生じたときも同じく自動で回路を遮断します。したがって[ロ]が正解となります。
  1. 不適切。零相変流器(ZCT)を用いる目的です。
  2. [適切]。漏電遮断器(過負荷保護付)を用いる目的です。
  3. 不適切。漏電遮断器を用いる目的です。
  4. 不適切。配線用遮断器やヒューズを用いる目的です。