絶縁抵抗測定(全22問中19問目)
No.19
低圧屋内配線の電路と大地間の絶縁抵抗を測定した。「電気設備に関する技術基準を定める省令」に適合していないものは。平成29年下期 問25
- 三相3線式の使用電圧200V(対地電圧200V)電動機回路の絶縁抵抗を測定したところ0.18MΩであった。
- 単相3線式100/200Vの使用電圧200V空調回路の絶縁抵抗を測定したところ0.16MΩであった。
- 単相2線式の使用電圧100V屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定したところ0.12MΩであった。
- 単相2線式の使用電圧100V屋内配線の絶縁抵抗を,分電盤で各回路を一括して測定したところ,1.5MΩであったので個別分岐回路の測定を省略した。
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正解 イ
分野
科目:E - 検査方法細目:2 - 絶縁抵抗測定
解説
低圧電路の電線相互間および電路と大地との間の絶縁抵抗値は、以下のとおり定められています。- [正しい]。三相3線式回路の絶縁抵抗値は0.2MΩ以上なので、基準に適合していません。
- 誤り。単相3線式100/200V回路の絶縁抵抗値は0.1MΩ以上なので、基準に適合しています。
- 誤り。単相2線式100回路の絶縁抵抗値は0.1MΩ以上なので、基準に適合しています。
- 誤り。単相2線式100回路の絶縁抵抗値は0.1MΩ以上です。主幹の一括測定で0.15MΩということは、分岐回路においても0.15MΩ以上となりますから、各分岐回路の測定の省略しても問題ありません。
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