配線工事(全61問中26問目)

No.26

低圧屋内配線工事で,600Vビニル絶縁電線を合成樹脂管に収めて使用する場合,その電線の許容電流を求めるための電流減少係数に関して,同一管内の電線数と電線の電流減少係数との組合せで,誤っているものは。ただし,周囲温度は30℃以下とする。
令和3年上期[午後] 問23
  1. 2本 0.80
  2. 4本 0.63
  3. 5本 0.56
  4. 7本 0.49

正解 

解説

一つの管やケーブルに複数の電線を収めて使用する場合、放熱性能が悪化して電線の温度が上昇しやすくなるため、電線の許容電流を求める際に電流減少係数を乗じます。同一管内の電線の本数と電流減少係数の関係は下表のようになっています。
電線の本数が3本以下のときの電流減少係数は0.70なので、「2本・0.80」の組合せが間違っています。したがって[イ]が正解です。