配線工事(全64問中44問目)

No.44

図に示す雨線外に施設する金属管工事の末端A又はB部分に使用するものとして,不適切なものは
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令和元年上期 問23
  1. A部分にエントランスキャップを使用した。
  2. B部分にターミナルキャップを使用した。
  3. B部分にエントランスキャップを使用した。
  4. A部分にターミナルキャップを使用した。

正解 

解説

エントランスキャップターミナルキャップはどちらも屋外に施設された電線管の末端に取り付け、引込口からの雨水の侵入を防ぐための配線材料です。
  • エントランスキャップ
    zu/81.jpg/image-size:190×190垂直または水平に施設された電線管の末端に取り付けて雨水の侵入を防ぐ。入線口に角度が付いていることが特徴
  • ターミナルキャップ
    zu/82.jpg/image-size:190×190水平に施設された電線管の末端に取り付けて雨水の侵入を防ぐ
エントランスキャップは、入線口部が斜めになっているため、垂直・水平部のどちらにも取り付けることができます。これに対してターミナルキャップは、角度が付いていないため垂直部に取り付けることはできず、水平部のみの対応となります。
  • エントランスキャップ 垂直・水平どちらもOK
  • ターミナルキャップ 水平のみOK
したがって、垂直に施設された電線管の末端Aにターミナルキャップを使用している[ニ]が不適切です。