配線器具の構造及び性能(全50問中34問目)
No.34
低圧電路に使用する定格電流30Aの配線用遮断器に60Aの電流が継続して流れたとき,この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間[分]の限度は。令和元年下期 問15
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正解 ロ
分野
科目:C - 機器、器具、材料及び工具細目:1 - 配線器具の構造及び性能
解説
過電流が流れたときに回路を遮断器する器具として、配線用遮断器(ブレーカ)とヒューズがあります。それぞれにおいて性能の技術的基準が以下のように定められています。【配線用遮断器】
定格電流の1倍の電流で自動的に動作しないこと
過電流が流れたときに以下の時間内に自動的に動作すること【ヒューズ】
定格電流の1.1倍の電流に耐えること
過電流が流れたときに以下の時間内に溶断すること定格電流が30Aの配線用遮断器、過電流は「60÷30=2倍」なので、動作溶断時間は2分以内となります。したがって[ロ]が正解です。
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