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配電方式（全47問中32問目）

No.32

図のような三相3線式回路で，電線1線当たりの抵抗が0.15Ω，線電流が10Aのとき，電圧降下(V_s－V_r)［V］は。

令和元年下期　問7

解説

電線の抵抗による電圧降下は、配電方式（単層2線・単層3線・三相3線）に応じて以下の式で計算します。

本問は三相3線式ですから、1線当たりの電圧降下(IR)を求めてそれを3倍することで答えを導きます（3＝1.73）。

電流Iは10[A]、電線の抵抗Rは0.15[Ω]なので、1線当たりの電圧降下量は V＝I×Rより、

　IR＝10[A]×0.15[Ω]＝1.5[V]

三相3線式の公式を使って、電線路の電圧降下量を求めます。

　3×1.5[V]＝2.595[V]
（小数点第2位以下を四捨五入して）2.6[V]

したがって[ロ]が正解となります。

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