幹線の設計(全28問中20問目)
No.20
図のように,三相の電動機と電熱器が低圧屋内幹線に接続されている場合,幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値[A]は。ただし,需要率は100%とする。平成29年下期 問8
- 45
- 50
- 55
- 60
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正解 イ
分野
科目:B - 配電理論細目:3 - 幹線の設計
解説
幹線の許容電流は、その幹線に接続されている電気機械器具の定格電流の合計値以上である必要があります。ただし、起動電流が定格電流の何倍にもなる電動機M(モーター)等が接続されている場合は、電動機の定格電流の合計には以下のとおり一定倍した値を使うことになっています。- 電動機の定格電流の合計≦その他の電気機械器具の定格電流の合計
- ・加算しない(電動機の定格電流の合計をそのまま使う)
- 電動機の定格電流の合計>その他の電気機械器具の定格電流の合計
- ・電動機の定格電流の合計が50A以下、その合計を1.25倍する
・電動機の定格電流の合計が50A超、その合計を1.1倍する
10[A]+35[A]=45[A]
したがって[イ]が正解です。
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