幹線の設計(全28問中19問目)
No.19
図のように定格電流100Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して,6mの位置に過電流遮断器を施設するとき,a-b間の電線の許容電流の最小値[A]は。平成30年上期 問9
- 25
- 35
- 45
- 55
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正解 ロ
分野
科目:B - 配電理論細目:3 - 幹線の設計
解説
低圧の幹線から分岐する回路には、原則として分岐点から3m以内に幹線を保護するための過電流遮断器を施設しなければなりません。ただし、分岐した幹線の許容電流が、幹線に施設されている過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合は、過電流遮断器までの長さを8m以下とすることができます。さらに、55%以上である場合は、過電流遮断器までの長さに制限がありません。図解すると以下のとおりです。本問では分岐点から過電流遮断器までの長さが6mなので、a-b間の許容電流は、幹線に施設されている過電流遮断器の定格電流である100Aの35%以上でなければなりません。100[A]×35%=35[A]
したがって[ロ]が正解となります。
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