三相3線式回路(全26問中4問目)
No.4
図のような電源電圧E[V]の三相3線式回路で,図中の印点で断線した場合,断線後の間の抵抗R[Ω]に流れる電流I[A]を示す式は。令和5年下期[午前] 問5
- E2R
- E3R
- ER
- 3E2R
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正解 ハ
分野
科目:A - 電気の基礎理論細目:5 - 三相3線式回路
解説
三相3線式回路には、スター結線(直列接続)とデルタ結線(並列接続)があり、それぞれ線間電流と相電流、線間電圧と相電圧の間に以下の関係があります。本問の回路が×印点で断線した場合、論理的に以下の回路と同等となります。デルタ結線では相電圧=線間電圧なので、並列回路の2線には線間電圧と同じE[V]が印加されることになります。下の抵抗に流れる電流Iは I=VRより、I=ER
したがって[ハ]が正解です。
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