交流電気の基礎(全25問中22問目)
No.22
図のような交流回路において,抵抗12Ωの両端の電圧V[V]は。平成28年上期 問2
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- 114
- 120
- 160
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正解 ハ
分野
科目:A - 電気の基礎理論細目:4 - 交流電気の基礎
解説
①回路全体のインピーダンス(交流回路における抵抗)を求める、②オームの法則を使って回路に流れる電流を求める、③電流と抵抗より電圧を求める、という手順で答えを導きます。交流回路において、抵抗値Rの抵抗と抵抗値Xのリアクタンスが直列で接続されているとき、インピーダンスZは以下の公式で求めます。
Z=R2+X2
※三平方の定理を使って直角三角形の斜辺を求めるのと同じ式です。
設問の回路では、Rが12Ω、Xが16Ωなので、インピーダンスは、
122+162=144+256=400=20[Ω]※
オームの法則 I=VR より、回路に流れる電流Iは、
I=200[V]20[Ω]=10[A]
抵抗の抵抗値は12Ωなので、両端の電圧Vは V=I×R より、
V=10[A]×12[Ω]=120[V]
したがって120[V]が正解です。
※三平方の定理における直角三角形の比を使えば、3:4:5=12:16:20 と簡単に求めることが可能です。
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