交流電気の基礎(全25問中14問目)

No.14

図のような正弦波交流回路の電源電圧vに対する電流iの波形として,正しいものは
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令和元年下期 問4
  1. 04_1.png/image-size:200×96.5
  2. 04_2.png/image-size:199×96
  3. 04_3.png/image-size:199×95.5
  4. 04_4.png/image-size:201×97

正解 

解説

交流回路では、コイル(誘導性リアクタンス)またはコンデンサ(容量性リアクタンス)が接続されていると、電圧と電流の位相がずれます。
コイル(誘導性リアクタンス)
電圧よりも90度遅れて電流が流れる
コンデンサ(容量性リアクタンス)
電圧よりも90度進んで電流が流れる
回路に接続されているCは、コンデンサ(容量性リアクタンス)です。電圧vと電流iのピークに注目すると、90度分だけ早くピークがきているのは[ハ]の波形です。
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  1. 誤り。電流が90度遅れているのでコイルを接続した場合の波形です。
  2. 誤り。電圧と電流が同時に変化しているので抵抗を接続した場合の波形です。
  3. [正しい]。電流が90度進んでいるのでコンデンサを接続した場合の波形です。
  4. 誤り。電流が180度進んでいるので不適切です。
したがって正しいものは[ハ]です。