電気工事士法(全23問中1問目)

No.1

「電気工事士法」において,一般用電気工作物の工事又は作業で電気工事士でなければ従事できないものは
令和5年下期[午後] 問28
  1. 電圧600V以下で使用する電動機の端子にキャブタイヤケーブルをねじ止めする。
  2. 火災感知器に使用する小型変圧器(二次電圧が36V以下)二次側の配線をする。
  3. 電線を支持する柱を設置する。
  4. 配電盤を造営材に取り付ける。

正解 

解説

電気工事士法において定められている第二種電気工事士の独占業務と、電気工事から除かれる軽微な作業の一覧は以下のとおりです。
  1. 誤り。電圧600V以下の電気機器に電線をねじ止めする工事(❷)は誰でもできます。
  2. 誤り。チャイム、インターホーン、火災感知器、豆電球その他これらに類する施設に使用する小型変圧器(二次電圧が36V以下のものに限る)の二次側の配線工事(❹)は誰でもできます。
  3. 誤り。電柱を支持する柱、腕木等の工作物を設置・変更する工事(❺)は誰でもできます。
  4. [正しい]。配電盤を造営材に取り付ける作業(⑫)は、電気工事士でなければすることができません。
したがって適切なものは[ニ]です。