試験用器具の性能及び使用方法(全40問中26問目)

No.26

単相3線式回路の漏れ電流の有無を,クランプ形漏れ電流計を用いて測定する場合の測定方法として,正しいものは。ただし,27.png/image-size:50×6.5は中性線を示す。
令和元年上期 問27
  1. 27_1.png/image-size:85.5×120.5
  2. 27_2.png/image-size:85×124
  3. 27_3.png/image-size:85.5×125.5
  4. 27_4.png/image-size:86×107

正解 

解説

クランプ形漏れ電流計を用いて漏れ電流を測定する方法は、回路が単相2線式か単相3線式かで異なります。
単相2線式
接地線以外の電圧線2本をクランプする
単相3線式
電圧線2本と中性線1本の3本をクランプして測定する
本問は単相3線式回路なので、正しい測定方法は3本まとめてクランプしている[ニ]です。

なお、クランプ型電流計の本来の用途である負荷電流を測定するときには、測定したい電線1本のみクランプで挟みます。