絶縁抵抗測定(全21問中8問目)

No.8

絶縁抵抗計(電池内蔵)に関する記述として,誤っているものは
令和3年下期[午後] 問25
  1. 絶縁抵抗計には,ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。
  2. 絶縁抵抗測定の前には,絶縁抵抗計の電池容量が正常であることを確認する。
  3. 絶縁抵抗計の定格測定電圧(出力電圧)は,交流電圧である。
  4. 電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は,機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。

正解 

解説

  1. 正しい。絶縁抵抗計にはディジタル式のものもアナログ式のものもあります。どちらも使用方法は同じです。
  2. 正しい。電池容量が適正でないと正確に絶縁抵抗を測定できないため、測定前に十分な電池容量があることを確認します。
  3. [誤り]。コンデンサは交流を通してしまうため、絶縁抵抗の測定には交流ではなく直流を使います。
  4. 正しい。低圧電路の絶縁測定では、電路に応じて直流125V/250V/500Vの測定電圧で測定します。電子機器が接続された回路の測定は、機器を破損させない適正な電圧を選定する必要があります。
したがって誤っている記述は[ハ]です。